【釣果8匹ヤマメ4イワナ4】シャロムの森2024.5.16
2024.06.16更新
2024.5.16シャロムの森の状況
- 天気 曇り
- 気温 16℃(9時半管理棟)
- 水温 14℃(10時半R1入渓点)
- 水位 平水(前回釣行2024.5.15との比較)
- 水位 増水(例年・昨年釣行2024.5.11との比較)
- 風 無風
- 虫 ナシ
ヤマメ・イワナの活性
9時には管理棟に到着していたもの、小雨。
僕が風邪をひいても母のディサービスに影響が出るので、止むまでクルマで待機する。
幸いにも予報では、11時くらいから曇り。
雲の流れから判断して山沿いは10時には雨は止むだろうと判断した。
暇だからオフラインのYouTubeでも・・・と思ったが、管理棟付近に仕掛けられた狸の罠からガチャガチャ音。
昨夜は結構な雨だったから罠にかかる可能性は低いのだが、タヌキ・・・いや、ハクビシンだ。
今日は、R1を釣る。
林道の様子は、YouTubeでどうぞ!
クルマで入渓点まで行けるか否かの判断材料に最適!?
入渓してすぐに水温を測る。
14℃・・・昨日より2℃も低い。
水位もいつもの水位撮影場所で見る感じと違い、昨日よりかなり増水している。
水面の釣りには、厳しい条件だ。
雨が止んだ直後のせいもあるかもしれないが、水面付近にミッジすら飛んでいない。
もちろんライズはない。
増水時のセオリー通り緩い流れに毛鉤を落としていく。
水深はいつも以上にあるので、サカナが毛鉤を発見するまで時間がかかることを考慮して水面に毛鉤を長時間留めておく・・・が、反応ナシ。
毛鉤を取っ替え引っ替え・・・が、反応ナシ。
流芯脇、反転流・・・反応ナシ。
手も足も出ず、時間だけが虚しく過ぎていく。
13時を過ぎて、キレた。
休憩をとりつつ、黒糖棒6本を一気喰い、ペットボトルの水500mlを一気飲み。
そして、ラインシステムを新調・・・・これで幾分落ち着いた。
目の前の流れをじっくりと観察・・・いや、ボォ〜っと眺める。
チビヤマメを発見・・・ポイント下流で川底ベッタリだが、流芯ど真ん中に定位している。
へぇ〜っと見ていると、時折左右に猛ダッシュ。
明らかに捕食行動だ。
活性は低いわけではないようだ。
流れは水面付近が最も速く、川底付近は最も遅い。
ヤマメは川底付近をゆっくりと流れてくる虫を喰っている。
となると、ニンフという選択が適切・・・だが、僕はニンフなんて持ってない。
この状況でドライフライに反応させるには・・・・
①大きな毛鉤を選択する
②ポイント上流から下流まで一気に流す
①大きな毛鉤を選択する。
目的は、二つ。
- ヤマメに毛鉤の存在を発見しやすくすること。
- 川底を流れる虫よりもハイカロリーな美味しいエサであることをアピールすること。
②ポイント上流から下流まで一気に流す。
ヤマメに毛鉤の存在を早く発見してもらい、捕食できる時間的猶予があることを認識させること。
白泡の切れ目で反応があったという経験は、だれにもあると思う。
しかし、白泡の切れ目に直接毛鉤を入れても反応することは稀だ。
白泡に毛鉤を入れて、白泡の中でヤマメが毛鉤を発見し、白泡の切れ目付近で捕食できるかどうかを判断してヤマメは反応している。
僕の経験上白泡の切れ目で釣れる時はほとんどが追い食いであることからこの考え方は、正しいと思う。
この考えを応用すると、ポイント上流から下流まで一気に流すというもハズレではないだろう。
ラインシステムを再度調整し、ティペットを長くする。
ラインシステムの全長は16〜18フィートにした。
これは僕が扱える最長だ(ロッドは、7ft1inch)。
最初こそトラブル続出だったが、次第に慣れてくるとほぼすべての流れで反応がある。
毛鉤は、12番スズメバチカディス。
入れ喰い・・・だが、ラインシステムが長い上に速い流れでライン回収が間に合わず、フッキングが甘く、フックアウトが続出。
14時台の8連続フックアウトには、思わず雄叫び。
15時台になってラインシステムに慣れてきたのだろう。
なんとか5匹を追加して・・・タイムアップ。
もうちょっと釣り上がりたかったが、山の日暮は駆け足なので・・・。
今日は、いい勉強になった!
すべてのポイントを公開!
ヤマメ・イワナの写真をクリックすると、釣れた?釣れちゃった?様子が見られます。